『普通級の子も特性のある子も支援級の子もみんな同じです。何の違いもありません。同じ指導をしています。』というような言葉がずっと気になっていました。
一見聞こえがいいけど、それは『インクルーシブ教育』ではなくて一昔前の『インテグレーション(統合)教育』なのでは…。 それだと、その場にいるすべての子がしんどくなると思うのです。 学校や習い事で、一人一人の教育的ニーズや特性に応じ、『大人が』適切な配慮や環境調整を施す「合理的配慮」が提供されることで、さまざまな特性を持ち合わせた子たちが隔たりなく教育を受ける権利を行使できる『インクルーシブ教育』ではなく、「同じ環境で障害のある子も学べる」という、とにかく同じ箱に入れることが目的の、配慮や環境調整については乏しい『インテグレーション教育』になっているのでは…と感じるエピソードを見聞きし、この認識の溝は、どうしたら埋めることができるんだろう。私にできることは何だろう。書くことだろうか。 そう思っていたところ、「日本児童文芸家協会」さんから寄稿ご依頼をいただきました。 『児童文芸 2022春(季刊化リニューアル記念号)』に「十年後の未来予想図」というテーマで短編「共生社会の子どもたち~美咲の教室~」を書かせていただきました。 感じ方は人それぞれかもしれません。 みなさまの「思考の装置」となりましたら幸いです。このブログを検索
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